よくある失敗例

家計管理編

CASE1

家計簿をしっかりつけているのに、管理がうまくいかない!

毎月の出費はレシートなどもチェックし、食費、光熱費、通信費、おこづかいなどのチェックをしていたAさん。確認してみると、毎月の固定費以外の出費が「別枠」とされていた。
車の保険料、車検代、結婚式のお祝いや家電の買い替え費用などを「たまたま掛かったお金」としていたが、実際には毎年ほぼ同額が掛かっていることが分かった。

解決への一歩

家計管理はまず第一に現状確認が必要。
確認の際には生活に掛かった費用の総額を計算し、年単位の決算で「本当の生活水準」を調べましょう。「生活費がどのくらい掛かっていますか?」と質問した時、少なめの金額をイメージされる方は要注意です。

CASE2

夫婦でお互いで収入があるので財布は別にしています!

夫婦で安定した収入があるため「お財布は別」という管理方法をとっていたBさん。お互いに気兼ねが無く、ストレスもない状況だったが、妊娠を機に住宅取得を考えるようになると不安に。
予算はどこまで出していいのか、妻が復職できなかったらどうなるのか、子供のための準備をどうすればいいのか、老後のための資産形成ができるのかなど、自信を持って見込がたてられない。

解決への一歩

大きな買い物をするとき、将来の計画をたてるとき、リスク管理を考えるときなどには家計の全体像を把握できるようにすることが大切です。
世帯所得が多くゆとりのあるご家庭ほど余裕があるという安心感から貯蓄率が下がってしまうという傾向もあります。ライフプランを確認して大きなお金の流れ、大局を把握することが大切です。