よくある失敗例

家づくり編

CASE1

みんなも買っているから大丈夫だと思って身の丈以上の買い物をしてしまいました!

会社の同僚が家を建てたことがきっかけでマイホームについて考え始めたAさん。同じ給料の仲間が建てられたのだからと土地を購入し注文住宅を建てた。
子供が生まれ奥様が退職したことにより家計は苦しくなり、同時に教育費負担も増加し、節約生活を強いられる。

解決への一歩

住宅購入以外の計画もしっかりと考えましょう。長期的な視点で将来のことを考えることが必要です。
家計の内容、住宅購入計画はご家庭ごとに様々です。同じように見えても「土地を持っている」のと「土地から購入する」のではすぐに1~2千万円くらいの差が出てしまいますし、両親などからの贈与が同じくらいある、というご家庭も珍しくありません。また、住宅以外にかかる費用、例えば教育費や趣味、レジャー費、老後生活の目標なども家庭によって一軒一軒違います。
住宅購入で「みんなと同じくらい」というのは大変危険な感覚です。ファイナンシャルプランナーとライフプランを整理しなおして「我が家の住宅取得計画」をしっかり考えましょう。

CASE2

住宅会社選びに、時間も労力もかかってもうヘトヘト!

一生に一度の買い物、納得のいく住宅会社を妥協せず選ぼうと決心したBさん。展示場や見学会に毎週参加し候補を5社まで絞り込んだが、見積もりを取るまでの打ち合わせも時間がかかり、できたのは3社だけ。
家づくりスタートから1年を費やしたが、終わってみれば「押しの強い営業マン」だから契約してしまったようで、なんとなく後悔。

解決への一歩

家づくりに使える時間も重要な財産。莫大な情報から自分に合ったものにたどり着くには、やみくもに動いてもダメです。
数ある住宅会社から一つの会社を絞り込むのは大変な作業です。様々なモデルハウスに行ったり、やみくもに話を聞いたり見積もりを取っていると時間も体力も奪われ、最終的には妥協という形になりかねません。
まずはやりたいこと、優先順位、予算などを整理してから住宅会社を絞り込み、検討するようにしましょう。
家計のサポートセンターでは価格帯ごとの住宅会社の情報(建築方法、工法、経営状況、人的情報、業者の評判)を収集し、お客様のご希望に当てはまる住宅会社を紹介させていただくことが出来ます。

CASE2

家を建てる土地を最優先し、住宅メーカーに頼んだら選択肢が狭まった!

実家の近く、というのが家づくりの希望だったCさん。住宅展示場で雰囲気の気に入ったメーカーがあり、打ち合わせが始まった。担当者も熱心に土地を探してくれたため、希望の地域とは離れていたが「安い」ということでメーカー所有の分譲地で契約。契約後に、実家の近くで理想通りの分譲地が売り出されていることを知ったが、違う会社の土地であった。

解決への一歩

優先順位によって、家づくりの順序や相談相手も変わります。最初に理想の家づくりについて整理することが大切。
多くの人は住宅会社を選ぶところから家づくりを始めますが、住宅会社は当然自社で家を建てていただくことがお仕事ですから、自社で建てられない土地の情報などは伝えてくれません。土地探しを伴う家づくりの場合は、可能性を広めに持って情報を集めることが重要です。
住宅メーカーの担当者との打ち合わせが増えるにつれ、「情に流されて決めてしまった」とならないようにしたいものです。家計のサポートセンターではお金の計画だけでなく、家づくりのコンセプトを一緒に考え、ご希望や優先順位に合った家づくりの方法をアドバイスさせていただきます。

CASE2

本当は気にいっていた建築会社だったが、担当者と折り合わず別の会社に決めた!

事前準備もしっかりして候補を絞り込んでから展示場に向かったDさん。訪問時に説明してくれた営業マンが担当となったが、強引で話しづらい雰囲気。希望を正しく伝えられず、担当を替えてもらうことも切り出せず、第二候補の住宅会社に決めてしまったが、違う人が担当だったら思うと・・・・。

解決への一歩

同じ会社でも、どんな人が担当になるかで家づくりは大きく変わります。住宅会社の事情を知っていれば、理想の家づくりに近づけます。
家づくりには、優秀な営業マンと「出会うチカラ」も重要ですが、ほとんどの人は「運任せ」になっています。いい家づくりには、コンセプトに合った住宅会社選びだけでなく、希望をくみ取ってくれる担当者、現場や臨機応変な対応をしてくれる現場監督など、いいチームを作ることが大切です。
家計のサポートセンターでは住宅会社訪問や面談、取引先からの情報を集めています。住宅会社を紹介させていただく際には「○○社の○○さん」というところまで調べてアポイントまでお取りします。