【第3話】子どもがいないご夫婦にこそ必要な“終身収入”という安心設計 ― 浜松・静岡県西部版
浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部でご相談を受けていると、
子どもがいないご夫婦からよく聞く言葉があります。
「お金はある程度ある。でも、減っていくのが怖い」
特に、
・公務員を勤め上げた方
・ヤマハ、ヤマハ発動機、スズキ、ホンダ、浜松ホトニクス、ローランドなど上場企業OB
・夫婦ともに退職金を受け取った世帯
・相続でまとまった資産を受け取った方
このような堅実な方ほど、
「資産が減る」ことへの抵抗が強い傾向があります。
今日は、その不安を和らげる一つの方法。
“終身収入をつくる”という考え方です。
1.なぜ“減る不安”が強いのか
子どもがいる世帯の場合、
「残す」という目的があります。
しかし、子どもがいない場合は、
・残す義務はない
・使っても問題はない
・でもゼロにするのは怖い
という心理になります。
出口が見えないのです。
このとき有効なのが、
資産を“収入化”することです。
2.終身年金という考え方
例えば、
3,000万円のうち1,000万円を
終身年金型の商品に振り分けたとします。
すると、
「生きている限り毎月◯万円」
という形で収入が続きます。
これにより、
・長生きリスクへの備え
・資産取り崩しへの恐怖の軽減
・心理的な安心
が生まれます。
3.相談事例(浜松市・60代後半ご夫婦)
浜松市在住のS様。
・ご主人:スズキOB
・奥様:市役所勤務
・金融資産:約5,500万円
・持ち家
生活費は年金でほぼ足りているものの、
「もし長生きしたら?」
という不安が消えませんでした。
そこで、
一部資産を終身収入化。
すると、
「毎月入ると思うと安心感が違う」
と笑顔に。
大切なのは“利回り”ではなく、
気持ちの安定でした。
4.全部を終身にする必要はない
ここで誤解してほしくないのは、
すべてを年金型にする必要はないということ。
・生活費の不足分
・最低限の安心ライン
だけを終身収入で補う。
残りは
・旅行
・趣味
・住まいの改善
に使う。
これがバランスです。
5.子どもがいない世帯に向いている理由
終身収入が特に向いている理由は、
● 相続目的が強くない
● 最後まで自分たちの生活を優先できる
● “使い残し”への罪悪感が少ない
からです。
むしろ、
「残してしまうこと」への後悔の方が多いのです。
6.注意点もある
もちろん、
・途中解約の制限
・インフレへの対応
・商品選び
には慎重さが必要です。
だからこそ、
設計が先、商品は後。
ここを間違えないことが重要です。
7.“収入がある安心”は想像以上に大きい
実際の相談では、
終身収入を設計した後、
・旅行を再開
・車を買い替え
・寄付を検討
など、前向きな動きが出ます。
お金が増えたわけではありません。
安心が増えたのです。
8.浜松・静岡県西部で増える傾向
静岡県西部では、
・退職金が比較的手厚い
・持ち家比率が高い
・相続で土地を受け継ぐ
といった特徴があります。
資産があるからこそ、
“どう守り、どう使うか”が課題になります。
終身収入は、その一つの選択肢です。
まとめ
子どもがいないご夫婦にとって、
お金の最大の不安は
「終わりが見えないこと」
終身収入は、
その不安を“見える化”する仕組みです。
安心は、
金額ではなく“設計”から生まれます。
■ シリーズインデックス
(浜松・静岡県西部/子どもがいないご夫婦のための老後資金シリーズ)
第1話:子どもがいないご夫婦の老後資金 ― 「残さなくていい」は本当に安心?
第2話:いくらあれば安心?具体的金額の考え方
第3話:終身年金という安心の作り方
第4話:医療・介護費の現実(静岡県西部版)
第5話:使わなかった後悔・使いすぎた後悔
第6話:認知症リスクと任意後見契約
第7話:相続・遺贈寄付・死後事務委任
第8話:不動産管理と自宅売却
第9話:FPという“伴走者”を持つ安心
第10話:まとめ ― 30年後も笑顔でいるために
家計のサポートセンターでは、お客様に寄り添って「30年後も笑顔」であることを目指します。
浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部にお住まいの子どもがいないご夫婦が、安心してこれからの時間を楽しめるよう、具体的な仕組みづくりを一緒に考えていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
次回は
【第4話】医療・介護費の現実 ― 静岡県西部で実際にかかるお金
をお届けします。






