2026年3月4日

【第1話】子どもがいないご夫婦の老後資金 ― 「残さなくていい」は本当に安心ですか?

浜松市・磐田市・袋井市など静岡県西部でも、
子どもがいないご夫婦のご相談は年々増えています。

特に

・公務員として定年まで勤務
・ヤマハやスズキなど上場企業を勤め上げた方
・ご夫婦それぞれに退職金がある世帯

こうした堅実なご家庭ほど、共通する悩みがあります。

それは――

「子どもがいないから、残す必要はない。でも、どう使えばいいのか分からない」

というものです。


1.“残さなくていい”は本当に気楽?

子どもがいない場合、

・教育費は不要
・相続対策もシンプル
・生前贈与も少ない

一見、シンプルに思えます。

しかし実際には、

・誰に相談すればいいのか
・自分たちが動けなくなったらどうするのか
・最後のお金はどうなるのか

という不安が出てきます。

「自由」だからこそ、
逆に難しいのです。


2.相談事例(浜松市・60代ご夫婦)

浜松市中央区在住のK様ご夫婦。

・ご主人:ヤマハ発動機OB
・奥様:公立学校教員
・退職金は2人分
・自宅持ち家
・預貯金+有価証券 約6,000万円

生活費は年金でほぼ賄える。

それでも、

「減らしていくのが怖い」

と旅行にも踏み切れず。

理由は明確でした。

「最後が見えない」からです。


3.子どもがいない世帯こそ必要な“設計”

ポイントは3つ。

① いくらあれば安心なのかを明確にする
② “終身型の収入”を一部つくる
③ 判断力が落ちた時の備えをする

このシリーズでは、この3つを軸にお話ししていきます。


4.「使い切る」のは想像以上に難しい

よく聞く言葉。

「最後は使い切ればいい」

しかし実際には、

・何歳まで生きるか分からない
・医療・介護費が読めない
・インフレリスクがある

ため、使い切ることは非常に難しいのです。

結果、

使わずに残してしまう

ケースがとても多い。

それはそれで悪いことではありません。

ですが、

「もっと楽しめたかもしれない」

という後悔も多いのです。


5.静岡県西部で増える相談テーマ

浜松・磐田・湖西・掛川エリアでは

・実家の相続でまとまった資産を受け取った
・土地が複数ある
・自宅が広すぎる

というケースも増えています。

“持っているからこその悩み”

です。


6.これからのシリーズ構成

今後の記事では、

第2話:いくらあれば安心?具体的計算方法
第3話:終身年金という安心の作り方
第4話:医療・介護費の現実(静岡県西部の事例)
第5話:使わなかった後悔・使いすぎた後悔
第6話:認知症リスクと任意後見契約
第7話:相続・遺贈寄付・死後事務委任
第8話:不動産管理と自宅売却
第9話:相談できるFPを持つ安心
第10話:まとめ ― 30年後も笑顔でいるために

という流れで進めます。


7.最後に

子どもがいないことは、
不安ではなく“選択肢が多い”ということです。

ですが、選択肢が多いからこそ
迷います。

一人で考え続けるよりも、
整理しながら進む方が、
心は軽くなります。


家計のサポートセンターでは、お客様に寄り添って「30年後も笑顔」であることを目指します。
浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部にお住まいの方の状況に合わせて、一緒に安心の設計を考えていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。


次回は

【第2話】「子どもがいない世帯はいくらあれば安心なのか?」

具体的数字で解説します。

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