【第1話】子どもがいないご夫婦の老後資金 ― 「残さなくていい」は本当に安心ですか?
浜松市・磐田市・袋井市など静岡県西部でも、
子どもがいないご夫婦のご相談は年々増えています。
特に
・公務員として定年まで勤務
・ヤマハやスズキなど上場企業を勤め上げた方
・ご夫婦それぞれに退職金がある世帯
こうした堅実なご家庭ほど、共通する悩みがあります。
それは――
「子どもがいないから、残す必要はない。でも、どう使えばいいのか分からない」
というものです。
1.“残さなくていい”は本当に気楽?
子どもがいない場合、
・教育費は不要
・相続対策もシンプル
・生前贈与も少ない
一見、シンプルに思えます。
しかし実際には、
・誰に相談すればいいのか
・自分たちが動けなくなったらどうするのか
・最後のお金はどうなるのか
という不安が出てきます。
「自由」だからこそ、
逆に難しいのです。
2.相談事例(浜松市・60代ご夫婦)
浜松市中央区在住のK様ご夫婦。
・ご主人:ヤマハ発動機OB
・奥様:公立学校教員
・退職金は2人分
・自宅持ち家
・預貯金+有価証券 約6,000万円
生活費は年金でほぼ賄える。
それでも、
「減らしていくのが怖い」
と旅行にも踏み切れず。
理由は明確でした。
「最後が見えない」からです。
3.子どもがいない世帯こそ必要な“設計”
ポイントは3つ。
① いくらあれば安心なのかを明確にする
② “終身型の収入”を一部つくる
③ 判断力が落ちた時の備えをする
このシリーズでは、この3つを軸にお話ししていきます。
4.「使い切る」のは想像以上に難しい
よく聞く言葉。
「最後は使い切ればいい」
しかし実際には、
・何歳まで生きるか分からない
・医療・介護費が読めない
・インフレリスクがある
ため、使い切ることは非常に難しいのです。
結果、
使わずに残してしまう
ケースがとても多い。
それはそれで悪いことではありません。
ですが、
「もっと楽しめたかもしれない」
という後悔も多いのです。
5.静岡県西部で増える相談テーマ
浜松・磐田・湖西・掛川エリアでは
・実家の相続でまとまった資産を受け取った
・土地が複数ある
・自宅が広すぎる
というケースも増えています。
“持っているからこその悩み”
です。
6.これからのシリーズ構成
今後の記事では、
第2話:いくらあれば安心?具体的計算方法
第3話:終身年金という安心の作り方
第4話:医療・介護費の現実(静岡県西部の事例)
第5話:使わなかった後悔・使いすぎた後悔
第6話:認知症リスクと任意後見契約
第7話:相続・遺贈寄付・死後事務委任
第8話:不動産管理と自宅売却
第9話:相談できるFPを持つ安心
第10話:まとめ ― 30年後も笑顔でいるために
という流れで進めます。
7.最後に
子どもがいないことは、
不安ではなく“選択肢が多い”ということです。
ですが、選択肢が多いからこそ
迷います。
一人で考え続けるよりも、
整理しながら進む方が、
心は軽くなります。
家計のサポートセンターでは、お客様に寄り添って「30年後も笑顔」であることを目指します。
浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部にお住まいの方の状況に合わせて、一緒に安心の設計を考えていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
次回は
【第2話】「子どもがいない世帯はいくらあれば安心なのか?」
具体的数字で解説します。






