2026年8月29日

【第8話】子どもがいないご夫婦の不動産問題 ― 自宅はいつ・どうする?(浜松・静岡県西部版)

浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部では、

子どもがいないご夫婦でも
持ち家率が非常に高いのが特徴です。

特に、

・公務員を勤め上げた方
・ヤマハ、ヤマハ発動機、スズキ、ホンダ、浜松ホトニクス、ローランドなど上場企業OB
・退職金で自宅を建てた世帯

は、

土地付き戸建てを所有しているケースが多く見られます。

しかし、子どもがいない場合、

こんな疑問が生まれます。

「この家、最後どうなるんだろう?」


1.自宅は“安心”でもあり“リスク”でもある

自宅は、

● 家賃がかからない
● 住み慣れている
● 愛着がある

一方で、

● 修繕費がかかる
● 管理が必要
● 売却のタイミングが難しい

という側面もあります。

特に70代以降、

広い家の管理は負担になります。


2.相談事例(磐田市・70代ご夫婦)

磐田市在住のE様ご夫婦。

築35年の戸建て。

・庭の手入れが大変
・2階はほぼ使っていない
・外壁塗装が必要

資産は十分ありましたが、

「お金より体力が心配」

という状態でした。

そこで、

● 自宅の資産価値を把握
● 住み替え費用を試算
● 将来の売却タイミングを想定

結果、

「75歳までに方向性を決める」

という目標を設定。

決断を急ぐのではなく、
期限を決めることで安心が生まれました。


3.浜松・静岡県西部の不動産事情

この地域の特徴は、

● 郊外型住宅が多い
● 車前提の立地
● 相続で土地を持っている人が多い

という点です。

湖西・袋井・掛川などでは、

高齢になると

・車を手放す
・駅近や病院近くへ住み替える

選択をする方も増えています。

早めに考えることで、

「売れないリスク」を減らせます。


4.子どもがいない場合の問題

子どもがいれば、

家を相続する人がいます。

しかし、いない場合、

● 甥姪が相続
● 空き家化
● 管理されない土地

という可能性も。

実際、浜松市内でも

空き家問題は年々増えています。


5.選択肢は3つ

① 住み続ける
② 元気なうちに売却
③ 施設入居時に売却

どれが正解かは人それぞれです。

重要なのは、

何も決めないまま先延ばしにしないこと。


6.“最後の家”をどうするかで人生の質が変わる

自宅をどうするかは、

老後の幸福度に直結します。

・バリアフリー化
・平屋への住み替え
・駅近マンション

選択肢はあります。

資産があるからこそ、

「選べる状態」でいることが大切です。


7.お金の設計と不動産はセット

第2話でお話しした安心額。

第4話で触れた介護費。

これらは、

自宅をどうするかで大きく変わります。

売却予定なら、

介護費に充てられる可能性もあります。

不動産は“別問題”ではありません。

老後資金の一部です。


まとめ

子どもがいないご夫婦にとって、

自宅は

「最後に残る大きな資産」

です。

浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部で暮らす皆さまも、

・いつまで住むか
・誰が管理するか
・最後はどうするか

を一度整理してみてください。

先送りにしないことが、安心につながります。


■ シリーズインデックス

(浜松・静岡県西部/子どもがいないご夫婦のための老後資金シリーズ)

第1話:子どもがいないご夫婦の老後資金 ― 「残さなくていい」は本当に安心?
第2話:いくらあれば安心?具体的金額の考え方
第3話:終身年金という安心の作り方
第4話:医療・介護費の現実(静岡県西部版)
第5話:使わなかった後悔・使いすぎた後悔
第6話:認知症リスクと任意後見契約
第7話:相続・遺贈寄付・死後事務委任
第8話:不動産管理と自宅売却
第9話:FPという“伴走者”を持つ安心
第10話:まとめ ― 30年後も笑顔でいるために


家計のサポートセンターでは、お客様に寄り添って「30年後も笑顔」であることを目指します。
浜松・磐田・湖西・袋井・掛川など静岡県西部にお住まいの子どもがいないご夫婦が、不動産も含めたトータル設計を安心して進められるようサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。


次回は
【第9話】FPという“伴走者”を持つ安心

をお届けします。

戻る